ふたりブログ

itokoとabikoの2人による対話式ブログです。東北出身の2人が 方言丸出しでサブカルチャーや世の中の事をそこはかとなく、 時にはバッサリと語り合います。ファミレスで隣の会話を こっそり聞いている感覚で楽しんで下さい。 意味不明な方言があったらコメント欄でまで!

ソロモンの偽証 その9

>つまり、この映画は本当は「前編」である事を告知しないで観客を騙すやり口だったんだなって。1話で完結だと思ってみたら、なんと後編が来月に公開されるって事を最後の最後で知らされて、ビックリするわ続き気になるわって寸法だったんだな。

いやいやいや、これはかなりのガッカリ度だわ()
一気に冷めたわ。

つまり、完全なる「2部作」で儲けよう発進の映画だっちゃ。


せっかくお金払って見っさ行ってんだがら、水を差すようなことはいいてぐねがったんだげっとも、おめも認めるほどの「2部作が目的」の作品だったんだな。

これ、前編の最後の方で教師達から裁判をする許可を得るまで奮闘する話になるんだげど、ぶっちゃげ正直に言うと、学祭を開くのに夢中になってる生徒話みでな感覚になってしまって、「殺人」っていう重みに欠けるのよ。
生徒達で裁判をなんとかして開こうと必死になればなるほど、「そっちに力入れるのが?」ってなるのさな。これは原作のせいだべげっと、真相を暴く事が大事なんであって、それは裁判を開かなくても出来るんでねーがと思ってしまうのよ。


原作読んでねーがら簡単にいう事はでぎねげっと、小説っていう媒体だがら気にならないげっとも、いざ、人が演じることで、またはその演出によってバランスがおがしくなるっていうことはあっぺな。殺人っていうヘビーな出来事に対して、それがまずやることなのが?どがっていうのはな。
そごはさ、映画のプロが、映画っていう媒体にした場合にでもリアルに感じてもらえるように、原作通り「裁判」が正しいのか、他のエピソードで表現でぎないが、または俳優達の演技力で乗り切れるのか。どがを考えてつくるべきなんだど思うんだげっとな。その結果、それが2部作にいたる理由になんねげ、本当はおがしいどな。

2部作が目的になってしまった時点で、そいな思考はねぐなって、なんでもかんでも映像にしねげ2本分になんねわ。っていうような判断でやってやらば目も当でらいねべっちゃな。

単に生徒による裁判っていう状況が面白そうなだけの、中身薄い話になりそうだな。
後編見る前から残念。

なんだが、おめの楽しみをそいでしまったようで悪いげっとも、後半もみたらば、感想聞かせでけろな。

バックトゥザフューチャーの場合は、最初っから続編作る気ねがったのに、会社の要請で作んねげねぐなったゼメキスとボブが、続編を検討した結果、
返って壮大になってしまったときの、会社への返答の言葉が印象的だどな。
「続編を作ることはOK。その代わり2本作りたいんだけどいいかい?」っていう。
やっぱりそうでねげな。

Itoko