ふたりブログ

itokoとabikoの2人による対話式ブログです。東北出身の2人が 方言丸出しでサブカルチャーや世の中の事をそこはかとなく、 時にはバッサリと語り合います。ファミレスで隣の会話を こっそり聞いている感覚で楽しんで下さい。 意味不明な方言があったらコメント欄でまで!

知らない間に歴史が動いていたシリーズ ツクダオリジナル

こないだオセロを買ったのよ。バザーで300円で売ってて、子供と遊ぶのにちょうどいいなって。そこで親としては、オセロを広げてルールを教えるときに、年寄りならではの知識をひけらかすわけよ。このベルのマークのツクダオリジナルだげがオセロっていって販売してるもので、他のはリバーシファミコンディスクシステムにでもオセロはあったげっと、これはツクダオリジナルから認可を受けたもので、そのメーカーは河田。あのダイヤブロックの河田さ。とかなんとか、うすっぺらい話をうんぬんと。笑

さらに付け加えると、おらいで今回買ったのは一番ベーッシックなタイプで、フェルトのボードとコマを入れる黒いケースのみのもの。でも、ちょっとデラックスなものだど、ボードのはじっこにコマを置いておける凹みのあるものなんかがあったりしたよな。で、さらに別のタイプではマグネットのものな。盤も金属が塗ってあって、パチッといい位置にコマがねっぱるタイプ。さらにおらいで昔もってやのは、その盤が2つ折になってコンパクトになる上、中にコマが仕舞えるっていうなかなかデラックスなやづだったんだよ。

なんて話をしてやのよ。でもさ、昔はファミコンなんかが普及する前ってどごの家にもオセロがタンスの上の隙間どがにあって、ことあることにホコリを払っては遊んだもんだよな。

で、今回の知らなかった歴史なんだげっと、いまってどんなバージョンのオセロがあんのがなってアマゾンで検索してみだらば、オセロは売ってんだげっと、メーカーがツクダオリジナルでねくてメガハウスっていう全く知らないメーカーなんだよ。「なんだべ、おいが見たいのはツクダオリジナルのオセロなのに」「メガハウスなんてやすっぽいな」って思ってツクダオリジナルのオセロを探しても見当たらない。もしやとウィキで調べだら、知らない間に歴史が動いていたな~。ツクダオリジナルは親会社のツクダ倒産のあおりで消滅。メガハウスってところに譲られてしまってやのよ。

そういえば、ここんとこツクダオリジナルのCMなんてとんと見でねがったなって、いまさらながら気づかされたよ。その昔は、ルービックキューブだスネークキューブだスライムだって、80年代は元気のいい会社だったがら、そのイメージをひきづっていだんだな。30年も・・・笑。

ルービックキューブもスネークキューブもスライムも、オセロも家にあったがら、他の当時のこどもの多くもツクダオリジナルに親しみがあると思うのよ。

そんな会社が知らない間に消えていたなんてな。さびしい限りだ。

今回買ったツクダオリジナル版オセロ、大事にすっちゃ。ベルのに「T」マークの刻印が懐かしいわ。

Itoko