ふたりブログ

itokoとabikoの2人による対話式ブログです。東北出身の2人が 方言丸出しでサブカルチャーや世の中の事をそこはかとなく、 時にはバッサリと語り合います。ファミレスで隣の会話を こっそり聞いている感覚で楽しんで下さい。 意味不明な方言があったらコメント欄でまで!

任天堂岩田社長の死去 お星さまに、いやスターになるなんて・・・

携帯のニュースアプリで飛び込んできた号外をみて思わず目を疑ったでば。岩田社長の死去。いつも下らない号外ばっかりな中、このニュースには思わず声をあげでしまったな。

DeNAとの提携や来年発表するという発表をした「ニンテンドウNX」なる新ハード。当然岩田さんが先頭を切って舵取りをしていただろうし、無念でならないだろうと思うと、本当に涙が出そうになるよ。

これさ、ナムココナミの社長が死んだがらって、こういっちゃなんだげっとそれほど考えたりしねーど思うんだよ。山内社長というカリスマ経営者がHAL研究所時代に既に目をかけ、HALの社長に仕立て上げ、さらに任天堂に呼び、さらにさらに自分の後任として任天堂の社長の席に座らせたっていう程の人だがらな。

技術上がりでハード、ソフト面を知り尽くしたたたき上げ。まわりの人からの信頼も厚い人柄と謙虚さを持った人格者だったと思うよ。話はしたことねーげっと、見ていてそれが伝わる人だったのは確かだでば。思い起こせばたった一回、ニンテンドーDSの発表会を取材で行った時にお目にかかったのが最初で最後の生岩田だったな。

実績でいえばGCで低迷した任天堂を返り咲かせた人であるわけで、かつては、バルーンファイトやゴルフ、星のカービィ、マザーといった名作のプログラマーファミコン世代のおい達にとってはさらに親近感を沸いてしまう人だよな。

昨日はなんども、ため息をついてしまうほどショックだったよ。親交のあった糸井重里が今日になって岩田さんへのコメントを出してやげっと、大体普通は「謹んでご冥福をお祈りします」っていう一般的なものに対して、糸井さんのコメントは読んでいておもわずウルっときてしまうものがあったでば。http://www.1101.com/home.html

ゲーム離れっていうのをいかに食い止めるか、とにかくゲームをテレビにつなげて家族で遊んでもらいたいっていう信念があったからこそ、DSやWiiが生まれたわげだげっと、確かに、任天堂がながったら、ソニーマイクロソフトのハードだけの世界になっていたとしたら、一部のFPSマニアと格闘ゲームばかりが世の中に溢れ、殺伐としたものになり、ゲーム=撃ち合いゲーム。みでなイメージが固まって、家族で遊ぶなんてもってのほか。ゲーム離れは本当に加速していたと容易に想像がつくでば。そういう意味でも、任天堂、そしてそのトップである岩田さんの功績はでっかいよ。

ファミコン世代の自分がいまだにゲームをやっているのは、任天堂があるからであって、マイクロソフトソニーのゲームをやりたいわけではねーんだよな。

そんな岩田さんの訃報が届いた昨日。偶然にもポストにクラブニンテンドーから景品が届いてな。なんだが涙がでてきたよ。

55歳の若さでお星様になるなんて…いやスターになったんだな。

 

 Itoko