ふたりブログ

itokoとabikoの2人による対話式ブログです。東北出身の2人が 方言丸出しでサブカルチャーや世の中の事をそこはかとなく、 時にはバッサリと語り合います。ファミレスで隣の会話を こっそり聞いている感覚で楽しんで下さい。 意味不明な方言があったらコメント欄でまで!

ドルビーアトモスが冷めた話

またまたオーディオの話。
つい数ヶ月前の事。
現状のアンプの音に不満を感じていたので、新しいアンプを購入しようと思いたったべ?
今使っているのはHDMI端子もない様な化石アンプだし、光音声入力端子の数も足りない。そういう点から言ってもいい加減に買い替え時かなと思ったのさな。
で、いろいろ調べて、さあ、いよいよ買うっていう直前になった時。たまたま見た雑誌に「ドルビーアトモス」の記事が載っていた訳よ。
これがなんと5.1chサラウンドが出た時と同じ位の革命らしく、天井にスピーカーを付ける事で、今まで以上に音を空間に立体的に配置させるというものだった。
どうやって天井にスピーカーを配置させるかはさておき、今からの主流になるというこのシステムは無視出来ない。
買うなら、ハイレゾ対応、ドルビーアトモス対応は必須だと思った訳よ。そりゃ思うべ。
でも、好きなメーカーが、他のメーカーと違って中途半端なアトモス対応アンプを出したお陰で、購入計画は一時ストップ。納得のいくアンプが出るまでお預けという事態になったべ?ここまでは知ってる通りだ。

それでさ。あれから、ドルビーアトモスはどんな具合なんだべと、調べてみたら、ビックリだど。対応ソフトは未だ20本ぐれしか出てなくて、しかもつまんねータイトルばっかりでさ。
そして対応アンプを購入した人のレビューを見たら、相当お粗末な音らしいわ。少なくとも空間に立体的な音が移動する様な感じでは無いらしいのよ。
しかも、それよりも驚いたのが、なんとDTS:Xという新サラウンド規格が発表されて、5.1ch、7.1chの構成のままアトモス並みの効果を発揮するものが出てくるんだってさ。それが年内に各メーカーが対応していくんだってよ。いやいや全く呆れるべ。

こうなってみると、おめが最初に言ってた通りだわ。
対応ソフトが殆どない内に、次の新規格がどんどん出てきてついていけない状態になるって。
なんだかんだ言って、買わなくて良かったよ。
今のアンプも、この間のバイワイヤリング接続によって、満足出来る音質になったしな。
この調子で新規格出されていくなら、そりゃ買い控えも出てくるよな。規格が普及するまでは、アトモスだろうがDTS:Xだろうが、どうでも良くなってしまったよ(笑)
一気に目が醒めた気分だ。
今のアンプが何処まで保ってくれるかは定かじゃないけど、この調子なら壊れるまでは次のアンプって事はなさそうだな。

abiko