ふたりブログ

itokoとabikoの2人による対話式ブログです。東北出身の2人が 方言丸出しでサブカルチャーや世の中の事をそこはかとなく、 時にはバッサリと語り合います。ファミレスで隣の会話を こっそり聞いている感覚で楽しんで下さい。 意味不明な方言があったらコメント欄でまで!

ソロモンの偽証 その5

>テレビど絡んでるっていうことでねくて、前後編の2部作のつくりがっていうことさ。それがあまりに多すぎるってことよ。それを最初っから2部作でございますって宣伝して、2本分の料金にする。制作費はセットなんかも使いまわせるから1.5分で済む。いいことづくめだ。
 
なるほどな。感心するわ(笑)
おいは、てっきり原作を余すところなく映像化する為に、できるだけストーリーをカットしないで制作した結果、前後編に分ける事になったんだと純粋に思ってやのよ。
でも、おめの話聞いて、あり得る話がもっては思ってしまったな。妙に納得したわ。
言われてみれば、2部作だので作ってる映画は確かに多いおんな。
 
>本当なら必要のない、またはカット候補になるものも残されたりしするようなことが行われていたらば、作品全体が凡長になる危険性もはらんでるわけだしな。
 
よぐ小説や漫画の映画化であるのが「あそごカットしたら、辻褄合わないよ!!」っていう不満だったりする事あっぺ?小説一本をまるまる映像化したら、2時間内で終わる方が稀だろうし、どうしても工夫しねげねー部分になってしまうから仕方のない事だけど、原作を知ってる者にとっては、原作者が手を加えでもしない限り、納得出来るって事は殆どねーっちゃ。
おいはそういう意味で、2部作になったりするのは反対ではねーのよ。
原作の良さを出すべき作品ならば長々になってもいいと思う。
 
ただ、2部作にする事が目的で作った映画となれば、話は別だわ。
ソロモンの偽証について言えば、前編は風呂敷広げただけの話になってんのよ。
後編で、その必要性があったかどうかは解ると思うげど、前編では正直な所「なかなか展開が始まらないな」っていう感覚はあったんだわ(笑)
おいが他人に薦めるパワーがないって言ったのもその辺なんだよな。
おめの話を先に聞いてたら、長々と引っ張ってるだけと感じたかも知れない。
 
でも、こればっかりは後編みねどなんとも言えないよな。事件が起きて、裁判をやる事になるまでの仮定を詳細に描かないと伝えられない事もあるがもしんねしな。
そう祈るばかりだな。
 
役者の件だげど、オーディションで厳選しただけあって、それぞれのキャラに見合った人が演じてて、的確な配役だと思えるんだげどさ。ただ如何せんおい的には演技力が物足りなくてな。
これは脚本家の台詞の責任半分、演技力半分って感じだな。
ちょっと大林監督作品入ってる感じっつったらなんとなく伝わるが?
台詞に現実味がねーもんだがら、演じる側もキャラに入りきれないんでねーがいやと勘ぐってしまったな。もちろん役者の経験不足もあるだろうげども。
あえて言うならば、それが残念だったな。
 
abiko