ふたりブログ

itokoとabikoの2人による対話式ブログです。東北出身の2人が 方言丸出しでサブカルチャーや世の中の事をそこはかとなく、 時にはバッサリと語り合います。ファミレスで隣の会話を こっそり聞いている感覚で楽しんで下さい。 意味不明な方言があったらコメント欄でまで!

ソロモンの偽証 その3

>まぁ、そんでとにかくパテオってさ、当時前編をテレビ、完結編をテレビっていう汚いやり口を始めた作品なんだよ。

 

あれは汚かったな。さすがフジテレビだよ。

前にも言ったげど、フジテレビがイチオシで宣伝する映画は、ほぼ全部と言っても過言でねー程つまんねがったよな。

おいはSONY同様、フジテレビは好きなテレビ局だったはずなんだげど、ああいう積み重ねで信用って失ってしまうんだよな。

 

>したらば、おめが見っさ行ったっていう「ソロモンの偽証」前後編だっていうがら驚いたわ。またしても見てない映画についてどうこう言うつもりもねーし、

おめが楽しんできた映画に横槍を入れるつもりはねーんだげっと、パテオがら始まったテレビと映画をつなげて金儲けするやり口。

 

ソロモンの偽証ってテレビと絡んでるのが?

その事自体、初めて知ったし、仮に絡んでたとしてもフジテレビではねーど思うど。

劇中にまんが日本昔話の映像出てきてたから、絡んでたとしてもTBSだべな。でも、テレビノリで作った雰囲気はねがったど。

普通の松竹映画って感じだったげども。

 

>おめの見たソロモンはそんなことがない映画であってほしいわ。

 

その様子なら、全く見る気なさそうだがら、ちょっと踏み込んだ映画の内容言っても良さそうだな。

昨日も言ったげど、おいはこの宮部みゆきの原作の小説も読んだ事もねがったし、ソロモンの偽証の存在すら知らなかったのよ。

本屋でこの映画の予告を見かけた時、そのあらすじも面白そうではあったんだげど、おいが映画を観てもいいがなって思った興味は、主人公らしき中学生達がほぼ知らない役者だった事なんだわ。

おめもわがっと思うげど、映画をあてる為に、日本映画の特にテレビ局が絡んだ映画って、売れっ子の俳優を起用して、テレビで宣伝しまぐってっつーのが常だべ。だから、主役の女の子も、ほぼメインキャストであろう生徒役の人達もほぼ無名の役者だった時点でちょっと期待値が高まったんだわ。

映画を観た後でわがった事だげど、主役も含めて生徒の殆どはオーディションで決まった人達らしく、演技経験ある人もない人もまざってたらしいな。

そして、監督の成島出なんだげど、この人の作品は「孤高のメス」ぐれしか見た事ねくて、それほど注目してねがったんだげど、試しにと思って「八日目の蝉」をついこの間観たら、なかなか良かったんだでば。

随分とモヤモヤさせらいる映画でな。しばらく引きずったのよ。それが監督によるものか、原作が良かったのか、脚本か女優かは定かではねーんだげど、少なくとも原作のテーマを理解した作り方はしてけんでねーがいやと思ったのよな。

 

ソロモンの偽証を観た感想は後編見ねげなんとも言えないげど、今のところイライラする様なのはねがったど。

演技力どが、個々のキャラクター設定にはいろいろ言われそうな気もしたげど、人気アイドル映画よかよっぽどマシでねーがと(笑)

ただし、人にお薦めするほどのパワーもねーがな。

あ、そういえば一つイラッとしたのがあったわ。

この映画のチラシを帰りにもらって来たんだげど、その宣伝コピーな。

「絶望、決意、希望 その「嘘」に隠された「真実」に、日本中が「涙」する。」

これ、冷めるわ。

「私、泣きました」とたいして変わりないぐらいの駄作コピーだな。衝撃と感動の…どが、そういうのを全面に出されると、本当に感動する映画だったとしても、感動しねぐなってしまうわ。

このチラシを先に見てたら、映画行くかどうか迷ってたかも(笑)

 

 

abiko