ふたりブログ

itokoとabikoの2人による対話式ブログです。東北出身の2人が 方言丸出しでサブカルチャーや世の中の事をそこはかとなく、 時にはバッサリと語り合います。ファミレスで隣の会話を こっそり聞いている感覚で楽しんで下さい。 意味不明な方言があったらコメント欄でまで!

小田部羊一さんの話

任天堂の話が出たからなんだげど、
最近話題にしたハイジやマルコ、そして任天堂といえば小田部羊一さんの存在が欠かせないな。
宮本茂の生んだマリオを今のキャラクターに仕上げたのは小田部さんだべ。
どおりで無条件に好きになれるキャラクターな訳だよな。
保田道世さんの色彩設計に匹敵する程、昔から慣れ親しんだキャラクターデザインをするもんだがら、初見でもすんなり心に入ってくんのよ。
実際、アニメだのゲームを見た事もやった事もないポケットモンスターでさえ、不思議と嫌悪感はなく、受け入れてしまたものな。世界的に人気でるのも肯けるよ。
小田部さん無くして今の任天堂はねがったべと思うのよ。
今、じゃりン子チエを見てるんだげど、原作のはるき悦巳のキャラクターでありながら、ちゃんと小田部イズムが息づいてるのよ。たいしたもんだなと思って。
特に淋しげな表情をした時に、まつげが厚くなり、顔が瞬時に大人びた感じに変化する様なんか、ハイジの中でもあったげど、キャラクターの心情が伝わっていい味だしてんだよな。
小田部さんは2007年に任天堂を退社してるらしいんだげど、それが原因かどうかはわがんねーげど、近頃の任天堂の絵の方向性がイマイチな気がするのよ。
とくに新パルテナの鏡なんかは最低と言っていいな。
いや、前作が小田部さん携わった訳ではねーがもしんねげど、方向性の話。
前にも言ったげど、小田部さんが居た頃の任天堂のセンスは素晴らしいものがあったし、リメイクだのするならば昔のパッケージのイメージで作って欲しいって思うのよ。ゼルダの伝説にしても、神々のトライフォースのパッケージの頃なんか最高だべっちゃ。最近のリアルすぎるゼルダや、極端にセル風にしたゼルダよりも、この頃のゼルダをなんとかゲームにしてけねーもんだいがな。
 
abiko